エンバシーカップ2022 開催

去る9月10日(土)と11日(日)に、佐野市国際クリケット場(SICG)で、一般社団法人 日本クリケット協会主催、佐野市共催の「エンバシーカップ2022」が開催されました。これは、英国発祥のスポーツ、クリケットを通じて英国やアジア各国との交流を深める目的で毎年行われているもので、今年はインド、スリランカ、パキスタン、ネパール、バングラデシュの大使館選抜チームとオーストラリア・ニュージーランド合同チーム、そして日本代表チームの8チームが参加しました。

大会直前に報じられた英国のエリザベス女王の逝去に伴い、会場には献花・記帳台が設けられ、試合前と式典冒頭では黙とうがささげられました。

2022年は、東南アジア各国と日本との交流年が重なることもあり、外務省は「日本・南西アジア交流年」と位置づけ、日本全国でさまざまな催しが開催されていますが、今回のエンバシーカップもその関連事業の一環として認定され、1日目の試合終了後に式典と「クリケット交流の夕べwith Jazz」が催されました。

式典では、各国の大使館関係者と佐野市からは金子市長、「クリケットのまち佐野」サポータークラブの島田会長、佐野商工会議所の吉澤会頭、あそ商工会の松本会長、JA佐野の麻生代表理事専務らも出席。大会を記念しての鏡開きを行った後、各国・各チームの選手、来場者同士で交流を深めました。式典会場には佐野市観光協会のお土産コーナーや天明鋳物コーナーも設けられ、「クリケット交流の夕べwith Jazz」では、佐野出身のジャズドラマー、小山太郎さんらトリオがジャズの生演奏を披露。「中秋の名月」ということもあり月にちなんだ曲も演奏されました。 大会は2日間にわたる熱戦が繰り広げられ、見事インド大使館選抜チームが優勝。会場にはフードカーなども出店し、大いに盛り上がりました。

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